南工は曲げや絞り、穴あけなど複数の加工を要する自動車の骨格部品などのプレス金型を設計製作しています。自動車で採用が進むハイテン材(超高張力鋼板)の塑性変形予測を短期間かつ高精度で割り出す解析ソフトを導入し、生産効率を高めて年間約180型を生産しています。
薄板
難易度の高い深絞り加工も、安定した品質で効率よく生産可能。
使用部位 | 自動車のリアフロアなど |
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材質/板厚 | SGCD2 / 0.8mm |
厚板
割れやすい厚板ハイテン材の複雑形状加工も対応。曲げや絞り、穴あけなど複数の加工を要する部品の金型もお任せください。
使用部位 | 自動車のサスペンションなど |
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材質/板厚 | SPFH540 / 2.9mm |
ハイテン(高張力鋼板)
高精度かつ短時間でシワや割れ、スプリングバック等を解析できるソフトを導入。590Mpa~1180Mpaの高張力鋼板も柔軟に成形可能。
使用部位 | 自動車の骨格など |
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材質/板厚 | SPFC780Y / 0.8mm |
アルミニウム合金
3000系、5000系、6000系の加工に対応。自動車の部品に要求される強度や耐食性等を兼ね備えた合金を取り揃えています。
使用部位 | 自動車のフレーム補強部品など |
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材質/板厚 | A5052P / 1.6mm |
アルミエンボス
1000系、3000系の加工に対応。主に自動車のマフラー周辺に沿って取り付けられる遮熱板として適用されています。
使用部位 | 自動車の排気系カバーなど |
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材質/板厚 | A3004P / 0.4mm |
FEATURES
南工のモノづくりの特長
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- 多工程、難成形部品
- 解析と構造部の設計業務をパラレルに進めながらも風通し良く日々すり合わせているので、各工程の金型が機能を満たし、良好な完成品が取得できる金型づくりを早期化しています。
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- 社内計画の全体最適
- 上流、中流、下流工程のそれぞれで全体の計画を網羅した計画を作成しているので、どの工程でも品質、納期に対してバランスを取ることができ、柔軟な対応を実現しています。
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- アルミ難成形部品
- 15年以上のアルミ部品の実績を通じ、アルミ材独自の特性を捉えながら金型の製作を実施しています。
また、海外企業との共同受注を通じ、アルミ部品の共同解析開発にも取り組んでいます。